オタクの世迷言

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氷渡くんと主人公がいつ名前で呼び合うようになるのか考える回

タイトル通りの記事です。

二人がいつ名前で呼び合うようになるのか考える回もとい、ただの妄想記事になっております。著者の考えたよくわからない妄想文が混ざっていたりするのでお気をつけください。

あと少し本編のネタバレ注意です!




いつ名前で呼び合うようになるのか

これはねーーーーけっこう考えるのが楽しいところだと思うんですよ!

一応氷渡くんが主人公の名前を呼ぶイベントはあるんですが(響也と同時攻略中に起きる『恋でもライバル』)、あの様子からして呼べるようになるのはまだまだ先なんじゃないか?と思うわけです。

名前で呼んでいいよ、と主人公に言われ、

山猿にできて俺にできないことはない……! ……っ、……か、……かなでっ

とようやく絞り出すような声で言えるようになった氷渡くんですから、日常的にごく普通に名前を呼ぶのは相当先になるんじゃないでしょうか?

自分がかなで、って呼ぶのも時間かかりそうだし、主人公から名前を呼ばれて戸惑わなくなるのにも時間かかりそう。主人公は明るい行動力のある子ですから、付き合ってそう時間も経たないうちに「貴史くんっ」とか言ってるイメージある。


「なっ……! お、お前、今、名前……!」

「うん、……嫌だったかな?」

「い、嫌、ってわけじゃ……ねぇけどよ。どうしたんだよ、突然……」

「だって私たち付き合ってるし、いいかなって。それに、」

 ――大好きな人の名前だから、呼んでみたくて。

 顔を赤らめてにこりと笑いかけてくる様にクラクラした。こいつには一生勝てる気がしない。

 頬が熱くなるのを実感しながら、氷渡は照れ隠しに帽子をぐっと押さえた。


主人公は思いつきでした行動でしょっちゅう氷渡君のことをあたふたさせてそう。
ちなみに氷渡君が照れたときに帽子押さえるの大好きなんですけどわかってくださる方いませんかね……?あと氷渡くんが「クラクラする」っていう表現使うのものすごいいいと思います。好きな女の子にクラクラする男子高校生可愛い。


それから主人公が毎日にこにこしながら人前でも「貴史くん」って言うのが照れくさいけど嬉しくて、自分もかなでって呼べるようになりたいと思うようになってほしい。
一応前記事(本気で氷渡貴史について語る - オタクの世迷言)でも言及している内容と少し違ってしまうのですが、個人的には付き合って三か月後くらいにようやく名前を呼び捨ててきるようになるのがいいと思います。

付き合って二か月半すぎくらいから主人公が「貴史くん」と呼び始める

自分も「かなで」と呼びたいけどいざ呼ぼうと思うと緊張してしまう

何度も失敗するが紆余曲折ありつつも成功

晴れて名前で呼び合うようになった二人だが氷渡くんは人前で主人公を呼び捨てするのが恥ずかしいらしく、しかし名前で呼ぶと主人公が喜ぶので頑張る

慣れてきた頃家で主人公と電話をし「かなで」と呼んでいるところを姉に聞かれてからかわれる


の流れを辿ってほしい。三段目の失敗は何回あってもおいしい。

氷渡くんに姉がいる設定神では?

「ね、貴史くんもそう思うでしょ?」

 小日向がにこにこしながら同意を求めてくる。きっとこれはチャンスに違いない。──ああ、そうだな、かなで。よしこれだ、これで行こう。

 こういう時に大事なのはあくまで平常心でいることだ。冷静沈着に、深い意味などなさそうに言えばいい。たったの三文字口にするくらい、この俺には造作もないはず、──はずだ。

 顔を直接見てしまったら何も言えなくなりそうだから、視線は少し横に逸らして、息を深く吸い込む。

「 っああ、そうだな。かっ、……か…………」

 不自然極まりなく、声がかすかに震えている。しかも次の二文字は全く口から出る気配がない。──ああ、どうしていつもこうなるんだ!

「? どうしたの、貴史くん。顔真っ赤だよ」

「っな、なんでもねぇよ!」


「ここ、料理の種類がいっぱいあってすごいよね! 何食べようかな?」

「あ、ああ、そうだな。……なあ、か、……か、か………………か、カルボナーラでも食べるかな」

「ふふ、貴史くんらしいね。じゃあ私は……」

……何やってんだ、俺は


こんな風に何回も失敗するけど、あんまりにも言えないもんだから一回「俺に名前で呼ばれたら、お前、どう思う」とか聞いて主人公をぽかんとさせてほしい。主人公はもちろん嬉しいよってにっこり。


 嬉しそうに笑う小日向がやけに眩しい。──そうだ、俺はこの笑顔のためなら、小日向のためならなんでもできるはずだ。いや、はずじゃない、──やるんだ。

「あっ、でも小日向って呼ぶ方が慣れてるだろうし、貴史くんの好きな風に呼んでくれたら」

「……っか、かなで!」

 あんなにつっかえていた残りの二文字がようやく喉を通り過ぎる。掠れて震えて、みっともない声だったかもしれない。きっと顔だって真っ赤で、かっこよくもなんともない。
 しかしそれでも小日向──かなでは、いたく幸せそうに、貴史くん、とまた俺の名前を呼んだ。それにまた言葉が詰まりそうになるが、必死に口を動かす。

「俺も、ずっとお前の名前が呼びたかった。──好きな人の名前だから、な」

 あの日の彼女の言葉を真似てみると、かなではふふ、と花が咲いたように笑い声をもらしてそのまま抱きついてきた。



なんというか好きな人のために頑張ろうとする氷渡くんと、その好意を全面的に笑顔で受け入れる主人公の図が好きなんですよね。
付き合ったあとの二人絶対ラブラブじゃん……。室内楽部でもあの二人付き合ってるんじゃ……って噂になってたら可愛い。
って話でした。終わり(雑)



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