私の夏はこれからだ
大変お久しぶりです!元気にしております。
更新はできていなかったのですが、
- Blue sky♪を特典含め全部見終わって氷渡くんとかなでちゃんの「恋ではないけどこれから恋に進むかもしれない、氷渡くんの罪を受け入れつつも未来がきちんと見える」感じに胸を打たれて雄叫びをあげたり
- あの夏の僕たちのすべてBOXが届いて氷渡くんのアクリルスタンドがあまりに可愛くて袋から出すのが戸惑われたり
- Vita版のフルボイスとASとどっちもプレイして改めて3の良さを実感したり
- 実は今までプレイしたことなかった函館天音をプレイしてあまりの家族感に涙したり
なんかもう色々なことがありました。もう9月も終わりますが、私の夏は間違いなくこれからです。暑い夏に飛び込んでまたファイナル優勝目指すぞ~~~~~~~~~~!!!!!!!!
函館天音ほんとよかったです……あんなふうに一緒に過ごしたらもう家族じゃないですか?????
なんというか函館天音は家族、横浜天音は戦友、神南はチーム、至誠館は仲間って感じのイメージあります。全部好きじゃん……。
5年後のアフターストーリーも読んだのですがあまりに氷渡くんがあれでこれでやばくて(語彙力皆無)大叫びしてしまいました。よかったね……進路希望じゃん絶望だけじゃないじゃん……ありがとう公式…………………………………………………………。
ASに収録されているドラマCDも聞いたのですが、あれってトレジャーボックスについていたものなんですね!てっきり新録なのかと思っていました……お恥ずかしい。
でも内容はとてもよかったです!!!氷渡くんのネガティブさが発揮されつつもなんだかんだラブラブしてる2人が愛おしい。一生仲良くしててほしい。結婚式には呼んでください……………………私にお金があったら1番でかい素数の御祝儀渡してるよ……………………。
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あの夏の僕たちのすべてBOXの話
- コルダシリーズの公式アカウントを見つけ
- フルボイスSpecialとASのVita版の情報を知るがVita持ってないし今回は見送りかなー欲しくなったらのちのち買えばいいかーと考えるも
- 早期予約特典でASにボイスなし追加イベントがついてくることを知り
- なおかつそのイベントで氷渡くんの新スチル(とてもかわいい かわいい……)が見られると知り
- えーーーーんんんーーーASだけでも予約しようかな……と悩み始め
- 店舗別予約特典を見てステラワースのミニキャラ氷渡くんに目を奪われ
- フルボイスSpecial+AS+特典の「あの夏の僕たちのすべてBOX」に3年生の卒業式設定のドラマCDがついてくると知り
- ↑を紹介している公式アカウントの氷渡くんと天宮くんの会話がめちゃくちゃ可愛くて
- ASのドラマCDライブラリの試聴をして「あーーーーーー!!!!!!!氷渡くんーーーーーーー!!!!!!!!」と床をごろごろしたので
- ステラワースであの夏の僕たちのすべてBOXを予約しました←new!
というだけの話でした!終わり!お金の消費が激しいぜ!
いやもうほんとに……何から可愛いと言えばいいのかわからなくなるくらい何もかもが可愛いんですよ……。
まずステラワースの特典なんですが、
\ご予約受付中!/
— ステラワース (@stellaworth) 2018年5月22日
「金色のコルダ3 フルボイス Special/ AnotherSky feat.神南/至誠館/天音学園」ステラセットご予約受付中!
【描き下ろしミニキャラ 使用アクリルスタンドキーチェーン7個セット】は、並べて飾っても身に着けてもOKなW仕様★
ご予約はお早めに!https://t.co/s00javMhuO pic.twitter.com/9ngGTJL1rM
びっくりするくらい可愛い……なにこれ……(咽び泣く)
氷渡くんはもちろん可愛いんですけどほかのキャラもみんな可愛い……おかしい……アクリルスタンド大好きおばさんなので欲しいに決まってた。アクリルスタンドの魔力すごくないですか?机に推しがいるのやばい。
次に新スチルは↓のツイートの動画で見られます。眠そうなのも可愛いし目がぽやーってしてて可愛いしパジャマなのが可愛いしもう全部可愛くない???可愛いしか言ってなくない???
さらに『AnotherSky』のPVでもキャラクターソング『CRAZY CRAZE CRAZY』の音楽に乗せてBOX特典や早期予約特典も紹介♪#コルダ3Vita pic.twitter.com/wpwC4oAypL
— 「金色のコルダ」シリーズ(公式) (@corda_official) 2018年5月10日
最後に試聴はこれ↓です!!!
【芹沢】
— 「金色のコルダ」シリーズ(公式) (@corda_official) 2018年5月25日
AnotherSkyのドラマCDライブラリは、星奏学院のみなさんが神南・至誠館・天音学園に転校していたらというifストーリー。…土岐副部長と榊さんが同じ学校の生徒会……頭痛のタネが増えそうですね。
甘いひと時ももちろん収録。そちらはダイジェストでご確認ください。 pic.twitter.com/c1Xkh3qT5M
あーーーーーー!!!!!!!かわいーーーー!!!!!!!
そうそうそうなんだよこういう……こういう感じの初々しい2人が好きなんだよ私は……氷渡くんが相変わらず主人公の意思を気にしつつデレデレしててもうほんとに安心したとともに床をごろごろしました。床ローリングって表現もしかして古い?まあいいか
エピローグで氷渡くんが言ってた「俺は世界で一番幸せな男だ」がずっと続いてるようでほんとなによりです。ずっと幸せでいてほしいし早く結婚式に呼んでほしい。
というか今更ですが卒業式設定のドラマCDとか内容気にならないわけないだろ!!!感がすごいです。冥加くんと天宮くんがいなくなったら横浜天音はどうなってしまうん……?神南はメインキャラ3分の2が3年生だし至誠館はやっぱり八木沢部長の影響力がでかいし。星奏はハルがめっちゃ頑張るのがなんとなくわかる。響也もハルを支えつつって感じで。
やっぱり個人的には天音学園が一番気になります。2人とも卒業式は欠席する(公式Twitter情報)とのことで、その後の卒業パーティーには来るみたいな感じらしいですね。
卒業パーティーで在校生代表で何人かで演奏してくれないかなーーーー例えばここにアンサンブルメンバーになってた3人がいるんですけどどうですか???小日向と氷渡と七海って言うんですけど
ということで予約しましたー!って話でした。9月……遠い……遠くない……?貯金しつつ楽しみに待つことにします!
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そういえばBlue Sky♪のDVDBOXは結構前に届きました!でもまとまった時間がとれずにまだ未視聴でして、見たら感想など書きたいと思っております。
ちなみに特典CDはウォークマンに入れてばっちり聞いております!
氷渡くんの歌、確かにちょっとビジュアル系っぽかった。他に出してる2曲とはまた違った感じの歌でいいですね。全部好き(盲目)
乙女ゲー的推しキャラの話
タイトル通りの記事です。
乙女ゲーというか女キャラが主人公の恋愛ゲームをやるようになってから七年くらい経つのですが、その中の推しキャラを五人ほどあげてみたいと思います。
乙女ゲーと女主人公で恋愛要素があるゲームからだいたい半々の選出です。中には「これは恋愛ゲームじゃないだろ!」ってものがあると思うんですがそういう要素もあるということで流してくれれば幸いです。
ときめきメモリアル Girl's Side 2nd Kiss 佐伯瑛
瑛ーーーー!!!!!私だーーーー!!!!!一緒に珊瑚礁やってくれーーーー!!!!!
人生で一番初めにやった乙女ゲーがときメモGS(初代)なので元々このシリーズ自体に思い入れが強いのですが、その中でも殊更愛着のあるキャラクターです。何故か当時の私は3→1→2の順番でプレイしたのですが、まさか最後にこんな伏兵が待っているなんて……想像もしていなかった……。
(追記:ここ超意味わかんないですね、すみません……。1でノーマルエンド迎えて挫折→3→1→2の順番でした)
当時私は遊戯王5D'sのプラシドのおかげで銀髪・白髪キャラが大好き、1のまどかくんのおかげで色黒キャラが大好き、諸々の作品のおかげでツンデレキャラが大好き、という露骨に佐伯くんを好きになる土壌がありました。
あとオールバックも好きだったし給仕服も好きだったし同級生設定も好きだった。好きにならないわけがない。
ちなみにこれ今でも変わっていません。この頃にはまったキャラクターや作品が今の私の性癖に多大な影響を与えているのは間違いない。
佐伯くんは才色兼備で品行方正、いわゆる学園の王子的なポジションの人気者です。女の子に囲まれて「佐伯くーん!」とか言われてるタイプ。
しかしその姿は彼の演技であり、本当の彼はちょっとツンツンしたごく普通の男子高校生です。
絡んでくる女子たちの前では「やあ、おはよう」みたいなこと言ってるけど主人公相手には普通に「お前さあ……そういうのどうかと思うぞ」とか言ってくるしいきなりチョップしてきたりもします。可愛い。
何故そんな演技をしているのかと言いますと、彼の祖父が経営する喫茶店、珊瑚礁を守るためです。
学校で問題を起こさず、なおかつ学業とも両立させながら業務を手伝うことが、珊瑚礁を続けるために両親から出された条件だったので、無理に猫をかぶって生活しているわけですね。確かこんな感じだったはず。
昼は学校で勉強、帰ってからは喫茶店の手伝いという二重生活を送っています。
主人公と佐伯くんが出会うのは入学式の前。高校入学を機に昔住んでいたはばたき市に引っ越してきた主人公が散歩途中に迷ってしまい、喫茶店の佐伯くんに道を聞いたのが初めての遭遇でした。本当は主人公が引っ越す前、子供の頃に会って仲良くなっているのですが割愛。幼馴染っていいなー。
高校では自分の性格も珊瑚礁のことも隠して生きていこうと決心していた佐伯くんでしたが、入学式で主人公と会ってびっくり、「あっ、お前あの時の……!」というやつですね。
裏で誰にも言うなよと詰め寄り、そこから高校生活がスタートする感じです。
佐伯くんの可愛いところはいっぱいあるのですが、一つだけ選ぶとしたらもどかしい思春期男子っぽさかなと思います。好きな人と好きなだけ一緒にいることもできない子供は大人と違って不便だと嘆いたり、人一倍努力しているけどそれを誰かに悟られるのは嫌だったり、大きな刀でウエディングケーキを切ってみたいという主人公に「誰とだよ」と拗ねてみせたり、これ以上惨めな自分を見せたくないと主人公の傍から離れたり。最後のはかの有名な「耐えられないんだ!」ですね。
彼は普段から完璧な自分を演じていないといけないからこそ、本当の自分をまっすぐ見てくれる主人公を好きになる。
彼はデート中、「たまに本当の自分がわからなくなる」と吐露してくることがあります。そして、主人公といる時は本当の自分であると思いたいとも。
彼のツンツンした態度だとか、たまに見せる寂しそうな様子だとかは、思春期のもろさからくるものなのだと思います。殻を作って自分を守って、中身を見せた人には弱い。それが好きな人ならなおさらで、だからこそかっこ悪い自分を見せたくない。普段の態度と内に抱えたもののギャップが、彼の魅力なんじゃないでしょうか。
ちなみに典型的なツンデレやってる時の佐伯くんも、親友√の悪友みたいな佐伯くんも、親友告白√の気持ちを抑えようとしてるけど主人公が傷ついた様子を見せた時にはつい「つらいならやめちゃえよ」とこぼしてしまう佐伯くんも大好きです。かわええわほんま……。
個人的に一番可愛い(重要)セリフは、動物園で動物見てる時に主人公が「わたしじゃダメなの?」って言った時の
「よ、よくわかんないけど……いいよ、俺、お前で」
でした。かわいーーー!!!!かわいい……(咽び泣く)
ちなみにときメモGSだと他にもまどかくんとか葉月くんとか氷上くんとか琥一くんとか設楽先輩とかニーナとかも大好きなのですが、各シリーズから一人という謎の制約をつけたため今回は割愛。だいたいみんな好き。
金色のコルダ3 氷渡貴史
氷渡くーーーーーん!!!!!主人公との結婚の予定はまだかーーーー!!!!!????
お前は何回この話をするんだ(困惑)と言われそうですが好きだからしょうがない。
氷渡くん可愛いよ氷渡くん。やっぱり銀髪?白髪?です。
本気で氷渡貴史について語る - オタクの世迷言にも書いてしまったので(三度目のダイレクトマーケティング)もし萌え語りが気になる方がいらっしゃったらこちらを参照していただければと思います。
氷渡くんの好きなところを簡潔にまとめるとするならば、『普段は偉そうに振舞っているが本当は臆病なところもあり、努力だけで掴み取った栄光を誰にも渡さんと必死にしがみついているけれども一度失墜してしまい、主人公との交流を経て考えや行動が変化し、新しい道を進むようになるのかなと想起させるところとかツンデレ妄想癖一般厨二高校生なところとか』でしょうか。
長いしまとまりがない!!!でも好きです!!!!!
学園祭の王子様 赤澤吉朗
赤澤せんぱーーーーーーい!!!!!スキューバ講習いつにしますーーーー!!!!!!?????
まさかのテニプリ選出です。
聖ルドルフのキャラは皆好きなんですが、その中でも特に赤澤さんのキャラと√が好き。
見た目だけ見るとなんだかチャラそうな感じがする赤澤さんですが全くそんなことはなく、本当はすごく人間の出来ている優しく熱い人です。でも普通の男子高校生っぽさも合わせ持ってるギャップのあるキャラというか。
副部長の観月くん(部のブレーンみたいな立ち位置のキャラ)の方が部長らしい気がする、というのは多分誰しもが思うことだろうし、√内でも度々話題になることでもあります。
しかしこの√をやってると赤澤さんはすごく部長に相応しい器の大きい人だなーというのが見えてきます。
観月先輩の方が部長らしいっていう人がいて……みたいな話を主人公がしても、「観月が有能なのは確かだろう」となんの他意もなさそうに言ったり、自分が引退したあとの部のことをきちんと考えていたり。
赤澤さんは個人よりも集団を重んじるリーダー向けの人だと√内で語られますが、個人的には『集団を重んじて部をまとめる力があるけれど、個人のこともよく見ている人』というイメージを受けました。要するにすごくいい人。あと真面目。
人のいいところを素直に認められて、それをすっと口に出せるってすごい長所じゃないでしょうか。ルドルフというちょっと特殊な環境で、あの個性的な面々をまとめられるのはやっぱり赤澤さんの人柄故かなーと。
でもギャップがすごい人でもあって、興奮するといきなり叫ぶ癖があったり(叫ぶ時の顔があまりに迫真)、毎食カレーでもいいくらいのカレー好きだったり、中三にしてスキューバダイビングが趣味だったりします。
彼の√の後半はスキューバ興味あるのか?へー講習とか受けられるぞどうだ試してみないかあっウミウシとか綺麗なんだぞーこれ写真集なんだが……な赤澤さんと興味あります!はい!へえウミウシって綺麗なんですね~な主人公がほわほわしてる感じです。あんなにウミウシについて熱く語るキャラクターをこれから私は見ないと思います。テニスとは?
あと赤澤さんは割と主人公への好意がダダ漏れで可愛いです。甘い言葉をかけてくる、とかじゃなくて態度でわかるというか。中学生男子ー!って感じでいい。
赤澤先輩って好きな子のことはずっと見てたい感じですねーと言う主人公に「嫌か?」と聞いてきます。それに主人公が私だったら嬉しいですよと返すと「そうか!ならいいんだ」と満足げになるのがあーーーーかわいーーーー!!!この露骨だけど露骨じゃない(?)デレが可愛い……可愛い……。
赤澤さんは他のテニプリ乙ゲーにも攻略対象として出演していますが、個人的に学プリが一番好きなのでこちらを選びました。学プリの主人公とか同じ学校だからこその距離感とかがいい……いいですね……。
シンデレライフ 証城寺京一郎
京サマーーーーーーーーッ!!!!!すの次を教えてくれーーーーーーーー!!!!!!
ここからNot乙女ゲーです。
シンデレライフほんと面白いゲームなので着せ替えとか恋愛要素がある一般ゲームが好きな方にはぜひやっていただきたい……!ネオ銀座と呼ばれる架空の街に田舎から上京してきた主人公が、ひょんなことからみんな憧れの職業であるネオジェンヌになるお話です。ネオジェンヌは店に来てくれるお客様と食事したりお話をしたりして、お客様を幸せな気持ちにさせる仕事です。システムはほぼまんまキャバクラです、最初にお酒とフード出すしお客様が盛り上がってくるとめちゃくちゃ高いお酒を頼むスロットとか始まります。
京一郎さん(ゲーム内で京サマとあだ名をつけることになるので以下京サマと表記)は主人公が勤めることになるお店『キャッスル』にやってくるお客様です。新進気鋭のIT企業SKGの若社長で、性格は俺様なナルシスト。
「ま、俺様にかかれば造作もないね」みたいな雰囲気をいつも崩さない自信家キャラです。
ちなみに一人称は俺様、二人称はアンタ。二人称アンタのキャラほんとすき
ひたすらよいしょする選択肢(「京サマ最高です!」「京サマならできますよー!」)を選んでれば大体好感度が上がります。あとは甘えるような選択肢も有効。だから最初のうちはちょろいです。
そんな京サマにもコンプレックスがあり、背が低いのと、熊本県出身であるため時々出てしまう方言を気にしています。
背については「……俺様の成長期はこれからなんだ!!」、「背の高さで人の器は計れない!」とコメントしており、めちゃくちゃ気にしてるんだろうな~感を楽しめますよ!でも公式攻略本見たらそんなに言うほど低くなかった気がする。160センチ代だったかな。
「完璧すぎて欠点がないことが悩みだよ」とか言っちゃう京サマですが、諸々が完璧なのに背だけが低いとなるとやっぱり気になるものなのかもしれません。
ちなみに方言は怒った時、興奮した時などにいきなり口からばーーっと出てくる感じです。多分無意識。
√の途中で不機嫌そうな顔でいきなり方言をまくしたてて主人公を驚かせたことがあります。こういう普段は隠してるけど実は方言喋るキャラ大好きなので知っているキャラがいたら教えてください。
京サマは、世の中はお金が全てで、お金で手に入れられないものはないという自論を持っています。
このような考えに至ったのには幼少期の出来事が関係しており、人のいい父親が友人に大金を貸したために家が貧しくなり、しかも今に至るまで返済がない──との事情から、人への信頼などは無意味だ、一番大事なものはお金だけだと思うようになるわけです。
この考えから思わぬ困難にぶち当たり動揺するも、主人公の言葉などを機に意見を少し改めて苦難を乗り越え、その過程で主人公を好きになる、というのが京サマ√の大筋です。信頼はお金では買えない、世の中には他にもお金だけでは手に入らないものもある、……例えば主人公とか。
√の最後に主人公に告白するのですが、今まであんなに偉そうにフフンって感じで接してきたのに、いざ言うとなると照れて緊張してうまくいえなくなる京サマ可愛い。
「俺様はアンタを、す、……き、気に入ってるんだ!!」
誤魔化してる~~~~!!!可愛い!!す、の次はなんなんだ~~~!!!???
それで主人公が「はい!私京サマのものになります!」って言うとテンションが+99になります。ここ以外の選択肢だと多くても+15くらいにしかならないので、喜びようが手に取るようにわかりますね!
√が終わったあとも接客はできるのですが、それからはもう割とデレデレです。忙しい時間を縫ってわざわざ主人公に会いに来てる感がダダ漏れ。可愛い。
ちなみに一番好きなセリフは
主人公「京サマって休みの日は何をしているんですか?」
京サマ「本来であれば高級リゾートにバカンスに行きたいところだが 何せ忙しいんでね そんな時間はないのさ」
主人公「それは残念ですね……」
京サマ「そういうアンタは休日に何をしているんだ?」
主人公「▶ 京サマのことを考えてます……!」
京サマ「え……ええっ 俺様のことを……?は ハハハッ そ そうか……それはいい心がけだ」
です。いつものように余裕げ傲慢に振舞おうと思って全然できてないところが好き。取り繕えてないよーーーーーーー!!!!!!
冠を持つ神の手 グレオニー・サリダ=ルクエス
グレオニーーーーー!!!!!タメ口愛情Aを迎えさせてくれーーーーーーー!!!!!!
かもかてを乙女ゲーというとファンの方々に怒られてしまうのかもしれないのですが、恋愛要素のあるゲーム枠なので許していただければと思います。かもかては恋愛ゲーというより運命と個々の感情に翻弄される人間達の群像劇ゲームって感じ(?)
グレオニーは城の衛士です。見た目の印象から兄っぽいなと思ってしまいがち(個人的意見)ですが本当は男兄弟の末っ子で、しかもまだ19歳。とは言ってもかもかての世界ではとっくに成人ですが。
主人公は未分化(成人と同時に自分の性別を決めるため子供のうちは無性別)の子供で、王になる証がある者にしか顕れない神の印が額に宿っています。
辺境の村で田舎暮らしをして暮らしていたのですが、神の印のことが城のお偉いさんに知られ、いきなり貴族?王族?として城で暮らすことになるわけです。
グレオニーは主人公の印に気付かず、最初はタメ口で話してきます。お前お前!そこのちっこいの!とか言ってにこにこ近寄ってくるグレオニーほんと可愛い。周りの衛士仲間に止められてもえーなんだよーと流す始末です。
ちなみに次の休日に訓練場で見かけると申し訳ございませんでしたあなたがあの主人公様だとは知らず……と弁明してきます。普通なら失礼だと吐き捨てられるような事案なんだろうなあ。
でも個人的にグレオニー√の主人公は城嫌いじゃないけど気楽な村の暮らしが好きだったみたいなイメージがあるので、タメ口で普通に話しかけられたことが嬉しいんじゃなかろうかと思い「前のままでいい」を選択してしまいます。流石にそれは……と言われてしまいますが。立場の差があるからしょうがない。
グレオニーの性格は『基本ヘタレ大型犬だが覚悟を決めたら一直線、しかし決まるまでにめちゃくちゃうじうじする』タイプです。最初のフレンドリーさからは想像出来ないくらいのヘタレ。でもこの人間くささというか弱さと、強くなろうと心に決めた時のかっこよさのギャップが彼の魅力だと思います。
グレオニーは剣の腕自体は悪くない(衛士仲間談)のですが、なかなか自分の実力が出せず、御前試合ではいつも負けており、試合後一週間は気が抜けて使い物にならなくなるそうです。しかし主人公と交流し好意を抱いていく中で、主人公に勝利を捧げたいと思うようになり、最後の御前試合では見事優勝を勝ち取る──というのが、愛情Aの大まかすぎるあらすじです。
このゲームは各攻略対象ごとに愛情、友情、憎悪、殺害、裏切りエンディングが用意されており、殺害と裏切り以外は大体2~3パターンの話が用意されています。グレオニーの愛情√は
- A(上に表記した通り。2人の男女として幸福になれそうな2人が見られます)
- B(グレオニーを主人公の護衛に推薦する√。力不足を理由にグレオニーは一度護衛を辞退するが、主人公に似合う護衛になれるように日々鍛錬を続けているよ)
- C(主人公の護衛になったグレオニーだったが主人公を狙う人間のせいで片腕に大怪我をしてしまい後遺症が残ってしまう。辞退を申し出るが主人公を守りたい気持ちを指摘されリハビリしつつ護衛は続けます)
の3パターンがあるのですが、私はAが一番好きです。特にタメ口A!グレオニーの好友を上げていくと、主人公の要望で、主人公と二人でいる時はタメ口で話すようにしようというイベントが起きます。このタメ口状態で愛情Aの重要イベント、『最後の試合』を起こすとかっこよさがものすごいんですよ……!
絶対に勝ちますから来てください、と主人公を御前試合に誘ったあとに起きるイベントなんですが、消耗しながらも決勝まで進んだグレオニーに主人公が会いに行くと、純粋に勝ちたいという気持ちだけで戦っているわけではなさそうな様子のグレオニーがつかの間の休息をとっていました。
──これが俺の最後の晴れ舞台になるかもしれない、そう思ってお誘いしました。俺は……勝ちます。勝ちたいんです。俺は……。
ただならぬ様子に主人公が「どうしてそこまで勝ちたいのか」と問うと、険しく強い視線のグレオニーと目が会います。
「……俺が」
「貴方と、共にいるために」
この言葉は決勝戦の呼び出しで遮られてしまいます。残念。ヘタレだったグレオニーが主人公への思いのために心を決めて、強い精神力と実力で優勝をもぎとるといったような内容です。
ここ、タメ口イベントを起こしていると「お前と、共にいるために」に変化するんですよ。真剣な顔でそんなこと言われたらときめいちゃうと思うんですけど(個人的感想)
あとタメ口だとエンディングの可愛さもすごい。敬語のままだと忠臣と主君の微笑ましい恋愛って感じで、タメ口だとうら若き恋人同士、新婚夫婦みたいなイメージが浮かびます。可愛い。
グレオニーのイベントには通常の敬語バージョン、好友タメ口バージョンの2パターンが存在するものがあり、同じイベントでも違うようなことを言っていたりするので必見です。
あと個人的にグレオニーの好きなところといえば、男兄弟の末っ子なので女の子に夢を見ていそうなところだとか、自分にも弟がいたらという思いがあり、友情√では主人公の兄のように振舞おうとするところだとか、主人公を見ながら詩を書こうとするけど恥ずかしくなって紙ぐしゃぐしゃにして逃げるところだとか。
愛情√以外でも好きなシーンやセリフがいっぱいありますが、思い出すのがつらいので今回はやめておきます。つらいけど裏切りB死ぬほど好き
ちなみにかもかてだとあとトッズとタナッセが好きです。胡散臭いヒゲ親父とツンツンツンツン子息。
以上5人でした!いやーーー長かった。とりあえず白髪銀髪と茶髪が好きです。あとツンデレ。
どの作品もすごく面白いですし、紹介したキャラクターの他にも素敵なキャラクターはたくさんいますから興味があったら調べてみてください(ダイレクトマーケティング)
特にかもかてはフリーゲームなのでパソコンがあればすぐ遊べますよ!(二度目のダイマ)
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人生が楽しい
他にも書いている記事があったのですが、あまりに驚いたことがあったので取り急ぎこの記事を書いています。
今日の夕方調べて知ったのですが、
コルダ3のアニメのDVDBOX特典に氷渡くんのキャラソンつきCDと全14キャラクターとのマルチED映像がつく
んですね!!!!!?????えーーーーー全然知らなかった!!!!
アニメ見ようかなあどうしようかなあと考えながら調べていたら、通販の商品ページに↑の内容があることを発見してしまい、電車内だったにも関わらず一分ほど固まってしまいました。
全……14……キャラクター……?と思いページに書いてあったキャラ一覧を何度も穴が開くほど数えましたが氷渡くん含めてちょうど14人でえーーーーーーっ!!!!????嘘ーーーーーーー!!!!!?????って感じです。
なんてことだ……なんということだ……。なんて福利厚生がしっかりした作品なんだ……(?)
新キャラソンだけでももうめちゃくちゃ嬉しいというかそれだけで購入確定なのに、マルチEDってそれ要するに氷渡くんとの軽い恋愛模様みたいなのがアニメで見られるってことですか??星奏の主人公と天音の氷渡くんの???え???
心臓がおかしくなりそう
Amazonのレビュー見たらキャラソンはビジュアル系みたいなかっこいい歌らしく……すごいイメージにあってる……やばい……(咽び泣く)
しかも曲名が『PiECE』ですよ。アンサンブルの忠実なピース……駒……ウッ
これを全く知らなかった自分のリサーチ力の無さを嘆きつつ即座にポチってきました。到着したら見て感想でも書きたいです。
なんか最近とみに散財するので自分の財布が心配ですが、とりあえず言いたいことは!
待ってろよ氷渡貴史ーーーーーーーッッッ!!!!!
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氷渡くんと主人公がいつ名前で呼び合うようになるのか考える回
タイトル通りの記事です。
二人がいつ名前で呼び合うようになるのか考える回もとい、ただの妄想記事になっております。著者の考えたよくわからない妄想文が混ざっていたりするのでお気をつけください。
あと少し本編のネタバレ注意です!
いつ名前で呼び合うようになるのか
これはねーーーーけっこう考えるのが楽しいところだと思うんですよ!
一応氷渡くんが主人公の名前を呼ぶイベントはあるんですが(響也と同時攻略中に起きる『恋でもライバル』)、あの様子からして呼べるようになるのはまだまだ先なんじゃないか?と思うわけです。
名前で呼んでいいよ、と主人公に言われ、
「山猿にできて俺にできないことはない……! ……っ、……か、……かなでっ」
とようやく絞り出すような声で言えるようになった氷渡くんですから、日常的にごく普通に名前を呼ぶのは相当先になるんじゃないでしょうか?
自分がかなで、って呼ぶのも時間かかりそうだし、主人公から名前を呼ばれて戸惑わなくなるのにも時間かかりそう。主人公は明るい行動力のある子ですから、付き合ってそう時間も経たないうちに「貴史くんっ」とか言ってるイメージある。
「うん、……嫌だったかな?」
「い、嫌、ってわけじゃ……ねぇけどよ。どうしたんだよ、突然……」
「だって私たち付き合ってるし、いいかなって。それに、」
――大好きな人の名前だから、呼んでみたくて。
顔を赤らめてにこりと笑いかけてくる様にクラクラした。こいつには一生勝てる気がしない。
頬が熱くなるのを実感しながら、氷渡は照れ隠しに帽子をぐっと押さえた。
主人公は思いつきでした行動でしょっちゅう氷渡君のことをあたふたさせてそう。
ちなみに氷渡君が照れたときに帽子押さえるの大好きなんですけどわかってくださる方いませんかね……?あと氷渡くんが「クラクラする」っていう表現使うのものすごいいいと思います。好きな女の子にクラクラする男子高校生可愛い。
それから主人公が毎日にこにこしながら人前でも「貴史くん」って言うのが照れくさいけど嬉しくて、自分もかなでって呼べるようになりたいと思うようになってほしい。
一応前記事(本気で氷渡貴史について語る - オタクの世迷言)でも言及している内容と少し違ってしまうのですが、個人的には付き合って三か月後くらいにようやく名前を呼び捨ててきるようになるのがいいと思います。
付き合って二か月半すぎくらいから主人公が「貴史くん」と呼び始める
↓
自分も「かなで」と呼びたいけどいざ呼ぼうと思うと緊張してしまう
↓
何度も失敗するが紆余曲折ありつつも成功
↓
晴れて名前で呼び合うようになった二人だが氷渡くんは人前で主人公を呼び捨てするのが恥ずかしいらしく、しかし名前で呼ぶと主人公が喜ぶので頑張る
↓
慣れてきた頃家で主人公と電話をし「かなで」と呼んでいるところを姉に聞かれてからかわれる
の流れを辿ってほしい。三段目の失敗は何回あってもおいしい。
氷渡くんに姉がいる設定神では?
小日向がにこにこしながら同意を求めてくる。きっとこれはチャンスに違いない。──ああ、そうだな、かなで。よしこれだ、これで行こう。
こういう時に大事なのはあくまで平常心でいることだ。冷静沈着に、深い意味などなさそうに言えばいい。たったの三文字口にするくらい、この俺には造作もないはず、──はずだ。
顔を直接見てしまったら何も言えなくなりそうだから、視線は少し横に逸らして、息を深く吸い込む。
「 っああ、そうだな。かっ、……か…………」
不自然極まりなく、声がかすかに震えている。しかも次の二文字は全く口から出る気配がない。──ああ、どうしていつもこうなるんだ!
「? どうしたの、貴史くん。顔真っ赤だよ」
「っな、なんでもねぇよ!」
「あ、ああ、そうだな。……なあ、か、……か、か………………か、カルボナーラでも食べるかな」
「ふふ、貴史くんらしいね。じゃあ私は……」
「……何やってんだ、俺は」
こんな風に何回も失敗するけど、あんまりにも言えないもんだから一回「俺に名前で呼ばれたら、お前、どう思う」とか聞いて主人公をぽかんとさせてほしい。主人公はもちろん嬉しいよってにっこり。
「あっ、でも小日向って呼ぶ方が慣れてるだろうし、貴史くんの好きな風に呼んでくれたら」
「……っか、かなで!」
あんなにつっかえていた残りの二文字がようやく喉を通り過ぎる。掠れて震えて、みっともない声だったかもしれない。きっと顔だって真っ赤で、かっこよくもなんともない。
しかしそれでも小日向──かなでは、いたく幸せそうに、貴史くん、とまた俺の名前を呼んだ。それにまた言葉が詰まりそうになるが、必死に口を動かす。
「俺も、ずっとお前の名前が呼びたかった。──好きな人の名前だから、な」
あの日の彼女の言葉を真似てみると、かなではふふ、と花が咲いたように笑い声をもらしてそのまま抱きついてきた。
なんというか好きな人のために頑張ろうとする氷渡くんと、その好意を全面的に笑顔で受け入れる主人公の図が好きなんですよね。
付き合ったあとの二人絶対ラブラブじゃん……。室内楽部でもあの二人付き合ってるんじゃ……って噂になってたら可愛い。
って話でした。終わり(雑)
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本気で氷渡貴史について語る
※この記事には金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園、特に氷渡√の激しいネタバレが含まれています
※前置きが長いですが結局氷渡くんのことばっかり喋ってます
人生の半分をオタクとして生きている私ですが、最近あまりに好きなキャラクターが出来てしまい、
「この思いを誰かに聞いてほしい!」
と思った結果、この記事を書くに至りました。めちゃくちゃ長いですがお付き合いいただければ幸いです。ほんと可愛いから。彼氏にしたいキャラクターNO.1だから(個人的感想)。
そのキャラクターとは、
『金色のコルダ3』(以降3無印と表記)、氷渡貴史です。
初登場は無印で、スピンオフの『金色のコルダ3 AnotherSky feat.天音学園』(以降AS天音と表記)で見事攻略対象に昇格しました。
『金色のコルダ』シリーズは、星奏学院の高校生たちの音楽コンクールでの葛藤や恋愛を描いた青春恋愛ゲームで、1が発売されたのは2003年と、乙女ゲーの中では相当の古株シリーズです。
3無印は1の8年後の夏、星奏学院にヴァイオリン専攻の主人公(デフォ名は小日向かなで)が幼馴染である如月響也と一緒に転校するところから話が始まります。
主人公と響也が星奏学院のオーケストラ部に入部し、個性的な仲間たちとともに全国学生音楽コンクール優勝を目指す、というのが大まかなあらすじです。
従来のコルダシリーズとは違い、全国の高校からやってくるライバルたちとも親交を深める事ができ、攻略することができるのが本作の大きな特徴となっています。
主人公たちが戦う高校は、
至誠館高校、神南高校、横浜天音学園
の3校です。この高校のライバルたち+星奏学院の仲間たちを攻略できるので、攻略対象は12人!多い!プレイしたら1人は好きなキャラクターが見つけられるかもしれません。
ちなみにスピンオフのASは↑の3校+ASからの新校、函館天音学園+ASからの新キャラもあるので、攻略対象は最終的にのべ17人!!!多い!!!
このライバルたちの中で一際目立つのが、横浜天音3年の冥加玲士です。
音楽が全て、音楽が正義の横浜天音において、室内楽部部長に君臨する天才ヴァイオリニストで、主人公ととてつもない因縁があるキャラクターです。
最序盤から主人公に絡んでくるので出番も多く、主人公の過去やヴァイオリンと深く関係があるので、(一人一人のルートが薄いと言われがちな無印3においては)濃いルートになっていると思います。私が一番最初に好きになったのはこの冥加くんでした。
冥加はその天才的なヴァイオリンの腕とカリスマ性から、横浜天音では崇拝の対象となっています。冥加に憧れて横浜天音に入ってくるキャラクターもいるくらいです。
その中の一人が今回の主役、氷渡貴史くんです。いやーーーーー前置きが長いですね!!
氷渡くんは主人公の同級生(2年)で、横浜天音の室内楽部所属する正チェリストです。「冥加の思う通りの音を弾ける」ことが評価され、アンサンブルメンバーになりました。
ちなみに見た目はけっこういかつく、こんな感じです。派手だぜ。
(コルダ10周年記念サイトから。問題があるようでしたら削除いたします)
上の公式の画像にもある通り、陰気でプライドが高く、冥加を崇拝するあまり他校を見下しています。ASでは最初主人公のことをモブ女と呼んだりする。やばい。主人公と一緒に入学してきた響也のことは山猿って呼んだりする。やべえ。
(ちなみにアイメイクしてないときの氷渡くんはスチルで見られるのですが、あまりにイケメンすぎていつも見る度ほげってなります)
3無印における氷渡くんを一言で言うなら「やべーやつ」です。いや間違ってないんです本当に。
コンクールでへまをしてしまい、正チェリスト解雇を冥加に言い渡された氷渡くんは激昂し、その恨みから冥加の妹誘拐計画を企てます。しかし紆余曲折を経て主人公を誘拐してしまいます。
主人公を助けに来た冥加の腕に怪我まで負わせてしまい、色々あって大事にはならなかったものの、やはり正チェリストからは外されたままになりました。
彼がどうしてこんな事件を起こしたのか、一応読み取れるようにはなっているのですが、3無印では冥加への恨みで暴走したやばいやつみたいな印象が拭えません。使ったのナイフだし。
しかしASの氷渡√をやることで、その印象もガラッと変わってくるのです。
(3フルボイス版にて、誘拐事件を起こしたあとの氷渡くんと出会って話が出来るイベントが用意されており、彼の人となりや事件を起こした理由なども見えてくるのですが、私は先に通常版を購入→AS天音の順番でやってしまったためにまだ出来ていないので割愛。すごくやりたいけど内容が辛すぎるんだよなあ)
ASシリーズは、「大好きな彼と同じ高校に入ったら」がコンセプトのスピンオフです。そのため、AS天音では紆余曲折あって、主人公が横浜天音に入学することになります。
心配だからという理由で一緒に転校してきた(相当すごい)響也と学園の門を叩き、何故か自分を恨んでいる冥加や、音楽のために恋を知りたい不思議ちゃんな先輩ピアニストの天宮静、自分に自信が無い後輩チェリストの七海宗介、そして陰気なヤバ人の氷渡と出会います。
函館天音との合同演奏会を経て入学を認められた主人公(響也は演奏会で失敗し退学させられてしまいます。音楽が全ての天音らしいシーンです)は、冥加、天宮、七海、氷渡とアンサンブルを組み、全国学生音楽コンクールの全国優勝を目指すことになる──というのがAS天音のあらすじです。
果たしてこの個性的な面々と仲良くなることが出来るのか?主人公と冥加の関係は?果たしてコンクール優勝は出来るのか?
このあたりが主題だと思います。
それではようやく!ようやく!本題の氷渡くん解説+イベント、セリフ紹介に入りたいと思います!
氷渡くんは音楽を嗜む一般家庭の生まれで、中学の頃たまたま冥加のコンサートに行く機会があり、それをきっかけに冥加の演奏に憧れて、彼と同じステージに立つ夢を抱えて横浜天音に入学しました。
「冥加部長は俺にとって 神様みたいなものだ」
「俺のチェロが何かのお役に立てるなら こんな光栄なことは無い」
と語るほどに冥加に心酔しています。
入学後は室内楽部に入部し、冥加の思う通りの音を出せるという理由でアンサンブルの正チェリストに選ばれます。自分が正チェリストであることを誇り、周りの人間を見下し、学園では偉そうに振舞っています。練習室の横取りをしたり、
「どけよ………そこは俺の席だ」
と寝こけている響也の足を踏んだり。
横浜天音では演奏の能力こそが全てなので、アンサンブルの正チェリストという肩書きは、最高峰の権力の証に他ならないのです。
しかしその振る舞いゆえに友人がおらず、ペアを作る授業では相手ができなかったりします。ぼっち
氷渡くんは正チェリストですが、音楽の才能があるから選ばれたわけではありません。
むしろ氷渡くんは努力の人で、実際彼はマエストロフィールドを発生させることができませんし、毎日誰も見ていないところで、思い通りに演奏できない自分に悩みながらひっそり練習をしています。
ちなみにマエストロフィールドというのは音楽の才能がある者が演奏した際に使える技みたいなものだと思ってもらって大丈夫です。
主人公がアンサンブルメンバーに選ばれた第二回大会の途中、早朝に氷渡が練習しているところを見てしまうイベントが起きます。それまで傲慢な様子ばかり見せてきた氷渡が弱い所を見せるほぼ初めてのシーンです(第二回大会から徐々に優しい部分だとかが明らかになっていくのですが、氷渡のダメな部分というか、隠したい部分を見るのはこれがほぼ初だと思うので割愛)。
「……小日向……っ!?……っ!み、見てたのか?俺が……弾いてるところ……」
「……こんな必死こいて練習してるのにその程度なのかって思っただろ。偉そうなこと言って天才みたいな顔して……必死にやったって1年の七海と大差ない…………追いつかれるのを怖がって怖がってるのを気付かれたくなくて、毎日毎日隠れてこんな時間から練習してるザコだって思っただろ!?」
彼は主人公に激昂し、落ち込み、ストーリーを進めないとこれ以上好感度が上がらなくなってしまいます。
この時彼は、自分の努力の理由を語ります。
正チェリストになり、冥加と天宮と一緒に立ったステージの興奮が忘れられないと。あのとき受けた喝采に、素晴らしいステージに魅了されてしまったのだと。
天賦の才を持った人間に並び立つには努力しかない、努力したからってうまくなるとはかぎらないけど、それでも俺はまたあのステージに立ちたい。俺がおふたりと演奏できるのはこの1年間、いやこの夏だけかもしれない。だから、限界以上にやるしかないんだ。俺がステージに立てること自体が奇跡なんだから──。
氷渡くんというキャラクターは必要以上に偉ぶることで、自分を保っている部分もあるのだと思います。横浜天音でも上位のアンサンブルメンバーである自分、正チェリストである自分、そして冥加と同じステージに立てる自分を演じているというか。
そうしないと惨めに努力する自分が垣間見えてしまうから。冥加の望むのは完璧な音、完璧なアンサンブルのピースです。才能がないと務まらない仕事をやってのけるには、血反吐を吐くほどの見えない努力が必要で、でも努力をしているところを見られれば、努力しているのにその程度なのかと見捨てられてしまうかもしれない。だから彼は傲慢に振る舞うことで、自分の弱い部分を覆い隠そうとしていたのかもしれない。そんな風に考えています。
第二回大会までの間、氷渡くんは七海くんに強く当たる時があります。それは彼の傲慢な振る舞いゆえに発生するものでもありますが、注目したい点は氷渡くんが早くから(函館天音との合同演奏会の頃から)七海の才能を見抜き、認めているという所です。
七海くんは気が弱くプレッシャーに弱い子ですが、その面が改善されれば才能が開花する人です。それをわかっているからこそ氷渡くんは焦っています。近い将来、七海に正チェリストの座を奪われるかもしれない、努力して、努力して、努力しても、どうにもならないかもしれない、と。
だからこそ鬱憤晴らしというか、強く当たる部分があるのだと思います。
正チェリストに固執しすぎてしまったために、氷渡は無印3(の冥加√)である事件を起こしました。第二回大会で失敗した自分をアンサンブルメンバーから解雇した冥加のことを恨み、冥加の妹誘拐事件を企てるのです。詳細は前述した通りですが、ASでの氷渡くんの頑張りや、課題曲が上手くできずに努力する主人公への優しさ(後述)、冥加への行き過ぎた献身を見ると、とても説得力が出てきます。
自分はいつも冥加の期待に応えるために頑張ってきたのに、こんなことで捨てられてしまうなんて──そんな思いが彼を凶行に駆り立てました。実際そんなセリフが無印3にあった気がする。
演奏の腕が全ての天音では仕方のないことですが、それでも氷渡くんは、自分を捨てた冥加のことが認められなかった。
しかしASでは主人公が冥加を説得したことにより解雇を免れます。ヤッター!
ちなみにここで氷渡√を進めていると、自分を救ってくれた主人公を女神(!?)と認識するようになり、大体ファイナルの数日前くらいまでこれが続きます。
この記事を見てくださっている方の中で、AS天音をやったことがない・氷渡√をやっていない方がいらっしゃいましたら、ここで「!?」となると思うのですが、氷渡くんは実は妄想癖がある一般高校生(ちょっと厨二)なので大目に見てください(?)
横浜天音では冥加の命令は絶対であり、冥加の言うことに背けば退学だって有り得た。それでも主人公は「氷渡は大切な仲間だから」と反発してくれた。その姿が、氷渡くんにとって何よりの救いになったのだろうと思います。
氷渡くんは普段は普通に話が出来るのですが、氷渡くんを助けたあの日のように、主人公が微笑みかけたり見つめたりすると、顔がかーっと赤くなってしどろもどろになって逃走するか、「ああ、そうだ。あなたが俺を……闇の底から救ってくださった……」とトリップ状態に入るかのどっちかになります。だいたい前者です。
ファイナル数日前のあるイベントでようやく主人公を好きなことをようやく自覚します。いかにも惚れてるでしょこれって言動はいっぱいあったのに遅くない……???でもそこがまた可愛いんだよな~~~~!!
普通に話をできている時は『少し偉そうなツンデレで主人公の言葉や行動によく振り回されるが、たまーに照れずに好意を伝えてきたりもする男』みたいな感じです。属性過多か???(好き)
基本はツンデレで、主人公の突飛な言動にどぎまぎしては真っ赤になる感じ。可愛い。
解雇騒動で多少は吹っ切れたのか、後輩として自分をしたってくれていると分かったからか、氷渡くんは第三回大会あたりから七海くんとよく話すようになります。七海くんを聖堂で呼び止めて
「小日向のことなんだが……女神だと感じたことはねえか?」
と相談するイベントがあったり。これにはアンサンブル最大の良心の七海くんもたじたじで、氷渡くんがまたいきなりトリップするわ、ちょうどよく主人公がくるわ、そのおかげで氷渡くんは照れて逃走するわでてんやわんやです。このイベントほんとすき。
話は変わりますが、氷渡くんは冥加に心酔し、偉そうに振る舞ったりしていますが、中身は意外と一般的な感性の持ち主です。というか割と常識人な部分もあったりする。そのギャップが可愛いんだよな~~~~!!
- 天宮に下級生三人(主人公、氷渡、七海)に学食おごってあげるよって言われた時の選択肢でわかめうどんを選ぶと
「わかるぜ、その気持ち……人に奢ってもらう時って高いもの頼めないよな。だからといって一番安いものを頼むのも失礼な気がするし……(小声)」
「……俺も、わかめうどんで」
- 図書館で本がすごいいっぱいだ!って声を上げる七海に
「七海、静かにしろ…!図書館だぞ(小声)」
- お母さんのことは「母さん」呼び、でも言ってしまったあとに訂正するように「お、おふくろが」と言い直す
- シルバーアクセサリーを磨くのが趣味。地味な作業だけど楽しいとわざわざメールしてくる。かわいい
こうやってまともだな~な部分を見せてきたと思ったら厨二な部分を見せてきたりするので、けっこう侮れない男です。
函館天音に視察旅行に行った際、おどろおどろしい校門を見て主人公が「魔法使いでもいそうだ」と言った際、
「ああ、いるに違いないぜ」
「あの物陰から──ドラゴンとともに現れる…!」
とか言い出したり、
天宮が下級生をからかうために顔にイカをへばりつかせて登場した際、
「ただのイカじゃなさそうだな」
「まさか、そいつが 伝説の海の魔獣クラーケンか…!!」
とかいきなり言い出したり。ギャップの塊か……???
それから氷渡くんはなんだかんだいって面倒見がよく、
- 第二回大会の課題曲がうまくできない主人公にすごく的確なアドバイスをする ちなみにここで「できるようになる気がしない」という選択肢を選ぶと、
「当たり前だろ、練習して、練習して、練習して……いくら繰り返したって思うようにはならない。音楽ってのはそういうもんだ。趣味の範囲を越えようとした途端にな」
↪︎と笑ってコーヒー牛乳の差し入れをくれる。自分も努力してここまでやってきたって伏線ですねこれは……ちなみにこのイベントのタイトルは『その苦しみは知っている』
- 第三回大会以降、七海に演奏についてアドバイスをしていることが発覚。無邪気にお礼を言う七海によかったなと呟くところが見られる。ちなみにここでは自分の才能のなさを自覚しているようなセリフがある。
「練習方法の助言をされて それで直るのは、七海だからだ 俺ならこんな短期間で直らない」
「やっぱり、違うもんだな あいつならチェリストとして一流になれるかもしれない」
- 公園でリコーダーを練習する小学生に的確なアドバイスをして喜ばれる。優しいんだねと言うと照れて、
「冷やかすな 見ててイラついただけだ」
「なんで気が向いたか知らねぇが この炎天下で練習するくらいやる気があるんだ」
「…それなのに下手なままじゃ音楽が嫌いになっちまうだろ…」
↪︎ちなみにその後この小学生の友達にもリコーダーを教えて、小学生の頃の自分のあだ名が「神笛絶奏のタカ」であることを明かしている
- ↑を見た主人公が自分もと感化されリコーダーを吹いていると、「お前…リコーダー下手だな」と話しかけてきて色々教えてくれる。ちなみにこのイベントをきっかけに恋を自覚します!リコーダーは神(?)
要するに氷渡くんは
『偉そうに振舞っているが努力家で、妄想癖のある厨二だが感性自体は一般人で、なんだかんだ苦労人なツンデレだが付き合ったら割とデレデレ』
なキャラです。属性過多か???(二回目)
付き合ったら割とデレデレ、というのは、氷渡√のエピローグや、氷渡エンディングを一度迎えたあとに見ることが出来るスペシャルイベント(付き合ってる2人の小話が見れるみたいな感じ)において、ツンデレ要素を多少残してはいましたがもうびっくりするくらい主人公にデレデレだったことからきています。セリフとかは後述。
~AS氷渡くんヒストリー~(という名のイベント・セリフ紹介)
第一回大会
(というより主人公と響也が天音学園にい続けられるかを賭けた合同演奏会。ここで響也はアレクセイ=天音学園理事長に目をつけられてマエストロフィールドを失い退学)
- 主人公をモブ女、響也のことは山猿、三下、雑魚と呼ぶ。相当ヤバ人
- ペアを組み相手の顔をスケッチしてみようみたいな授業でぼっち。主人公に誘われ響也と三人で組むことになる。絵が上手いこととシルバーアクセサリーは自分で作ってることを明かしてくれるが、べらべら喋りすぎたのが恥ずかしくなったのか(?)自分から話を打ち切ってしまう
- 誰かが使おうとしていた練習室を横取り。横浜天音では演奏の腕が全てだとは彼の弁
第二回大会(VS至誠館)
- 響也がいなくなりいつもの明るさをなくしてしまう主人公に皮肉を言うが、ガチで主人公が落ち込んでいたので調子が狂う
- 電話番号を教えてくれる。主人公が目の前で番号を登録しようとするので照れて、「さ、さっそくかよ」と呟く。多分ここが初赤面……?
- 課題曲で悩む主人公にアドバイスし、距離が縮まる
- 横浜天音の面々で、本校である函館天音学園を視察しに函館旅行へ。冥加に喜んでもらうため観光地を徹底リサーチしてくる
↪︎行きに荷物が重いと言う主人公にわりかし優しい言葉をかける
「荷物持ちが重いもの持ってきてどうする。……ほら、貸せ」
↪︎わかめうどんとか図書館、厨二発言とかはここで起きてる
↪︎ようやく冥加との因縁(割愛)を思い出しショックを受ける主人公に誘われ、夜中に二人で外出。夜景を見る。
「なんで俺がお前とこんなことしてんだろうな。……まあ、……来てよかった、かもな」
↪︎このあたりから、なんだかんだ言って面倒見がよさそうな部分が明らかになってくる
- 函館から帰ってきて大会数日前、主人公に練習を見られて落ち込む
- 主人公が完璧に課題曲を弾けるようになったのを見て安堵する。イベントタイトルは『壁を越えたものへの賛辞』
- 大会で失敗し、アンサンブルメンバーを解雇されそうになるが主人公の説得で回避。主人公を女神だと思うようになる
第三回大会(VS神南)
- 大会初日、朝の挨拶の時点で
「……お、おはよう」(照れ)
- それ以降の朝の挨拶は
「っ小日向!」
「……あ、いや、姿を見かけたら、つい……足が勝手に走り出して、何やってんだ、俺……」(照れ)
- 自分を救ってくれた主人公に改めて
「あー、その、なんだ……ありがとな」
と礼を言うが、主人公に微笑みかけられて(見つめられて)ときめき逃走する。
「あの日……手を差し伸べてきた時と同じようにあいつがふわって微笑んだ途端……やけに、綺麗に見えて──キラキラと光って見えるようだった。くそっ……なんでこんな……心臓までバクバクいい始めてんだ!俺は、いったいどうしちまったんだ……?」
↪︎いや恋でしょ(無慈悲)
- 一人練習の最中に主人公に話しかけられ、微笑みを見てトリップする。
「……ああ……まるで女神だ。その微笑みに……俺は救われる。……あなたの優しさは忘れようもない。あなたこそが、絶望の闇に墜ちんとする俺をその手で救ってくださった……なぜ俺は……あなたの慈悲に報いるだけの力を持たないのだろう。この感謝をどう示せばいいのか……」
↪︎主人公「氷渡の様子がおかしい……!!」
↪︎ ▷頬をつねってみる
驚きすぎて声が出ない
練習のしすぎに違いない
……逃げよう
氷渡「痛ぇっ!…………!?お、俺はいったい何を……ち、違う!その……今のは……あれだ!パラレルワールドの俺が、この体を乗っ取って勝手に喋ってたんだ!そうだ、そうに違いない。お前に後光がさして見えるとかなんだかやけに美人に見えるとか……そんなの、気の迷い以外の何ものでもねぇ!か、勘違いするなよ小日向。お前はただの同級生で、女神でもなんでもねえんだからな!」
↪︎めちゃくちゃな言い訳ほんとすき
- 七海に主人公を女神だと思わねえかと聞いて困惑される。偶然やってきた主人公にビビって逃走
- 小学生にリコーダーを教えたり七海にアドバイスしたりする
- 「お前の演奏には華がない」と神南の部長、千秋に言われ悩む主人公。……のためかどうかは不明だが、神南のストリートコンサート?のチケットを持って誘いに来る。ちなみに氷渡√を進めているかいないかでセリフというか誘い方が違う。進めていないと『俺がチケットとってやったんだ、感謝しろよ』(フフン)、進めていると『ま、まぁ俺が2枚とってやったぜ。感謝しろよな///』
- 名簿に「氷度」と書かれていることが判明、珍しい苗字だから間違われない方がレアなくらいだと笑う
主人公「大変そうだね」
氷渡「別に、お前には関係ないだろ」
主人公「▷ 氷渡かなでになったとき困る」氷渡「そうだな、そうなるとお前も……って、な、何を……!何言ってんだお前は!?///」
氷渡「そ、そんな将来のことまだわからねぇっていうか……そ、そもそもある
わけねぇだろ!?馬鹿なこと言ってんじゃねぇよ!///」
↪︎ちなみに他の選択肢は「自分も書き間違えそうだ」、「小日向貴史……と小声でつぶやいてみる」 後者の反応も好き。喋ると墓穴を掘る男
第四回大会
(ファイナル、VS函館天音。響也珠玉ルートを進めていた場合のみVS星奏)
- 進路希望の紙を出していないことを先生に指摘されブルーになる。「なにが進路希望だ、俺のは進路絶望だろ……」「天音学園は一般受験不利なんだよ。一般教科は義務程度にしかやらないしな。……かと言って音大に入るのもな……天音にくるとき親に無理させちまったからな」
↪︎主人公に「人になにか教えるのがうまいから音楽の先生になったらどうか」と言われ、そんなキャラじゃないだろとため息をつく
- 小学生の子供たちにリコーダーを教えているところを主人公に見られる
↪︎感化されリコーダーを購入した主人公に指導をする。指導の時にほぼ無意識に主人公の肩をつかんでしまったりしてドギマギする
↪︎上手く吹けた主人公が嬉しい!と笑うと、
「っ、……小日向……なんでそこで、その笑顔なんだよ。クソ、……可愛すぎるだろ。あの時みたいに微笑みかけられたわけでもないってのに……こんなにクラクラくるなんて、おかしいだろ……。これじゃ、これじゃまるで──」
↪︎お、俺は練習に戻る、と逃走、廊下で一人思いを馳せる
(女神だとか、救われたとか……そういうことじゃないのか。ただ、一緒にいるだけで緊張したり、頬が熱くなったり、俺が俺でなくなる感じ。これ……ってアレだろ。要するに……)
↪︎いや恋でしょ(2度目)
- 聖堂で主人公のことを考えながら一人でチェロを演奏していると、偶然主人公がやってくる。「奇遇だな。……今、お前のこと考えながらチェロを弾いてた。ここ最近ずっと落ち着かなかったんだが、今すごく穏やかな気持ちでチェロを弾けたんだ」
↪︎主人公「実は私も最近落ち着かなくって……」
「えっ……い、いや違うよな。お前のはそういう意味じゃないよな……」(照れ)
「俺は『つり橋効果』みたいなもんかと思ってたんだ。ほら、俺がアンサンブルメンバーから外されそうになった時……普通じゃありえないくらいいっぱいいっぱいだった時、お前が隣にいただろ?だからお前の顔を見るとやけに緊張して──こんなにも、ドキドキが止まらないのかと思ってた」
「でも、違うみたいだ。それだけの理由じゃない。俺──俺はきっとお前のこと……」
↪︎ここでモブが聖堂に入ってきて告白中断「……小日向。帰り送ってってやるから、今の話の続きできねえか?」
- ↑の放課後、二人で遠回りして歩いて帰る。氷渡はなかなか話の続きをしようとしない。どんどん家に近づいていく。氷渡が話をするまで待つよ、と主人公が言うと、「ダメだ!お前の家に着いちまう……」
- ようやく覚悟を決めて告白しようとすると、強風が吹いて主人公の持っていた紙が飛んでいく。それを氷渡がキャッチすると、主人公がありがとうと笑う。
「本当、お前……素直だよな。俺だったらこの風に悪態のひとつもつきたくなるのに」
「けど、俺は……お前のそういうところ好きだよ」
「…………もっとかっこつけて告白したかったんだけどな。俺にはこれが精一杯みたいだ」
↪︎このあと赤面する主人公に照れたりしつつも穏やかに笑って、
「……返事は急がない。ゆっくり考えてくれ。……ああもう一生分の勇気を使い果たした気分だ。……送ってく。ほら、帰ろうぜ」
- (ちなみに響也珠玉ルートを同時攻略してると、「幼馴染と名前で呼び合うなんて恥ずかしくないのか」って主人公に因縁つけてくるイベントが起きる。100%嫉妬してるだけ。「氷渡もかなでって呼んでいいよ」と言うとめっちゃ照れるけど「あの山猿にできて俺にできないことは無い……!……っ、……か、……かなでっ」と呼んでくれます!これからもそう呼んで!と言うと鬼か!と拒否されてしまうけど)
- 最後の大会で主人公がマエストロフィールドを取り戻し、のびのびと演奏する姿を見て、「すげぇな……綺麗だよ、小日向。俺には手が届かないほど……」と回想する
- 大会優勝して優勝パーティを抜けて、中庭で二人で話す
「……あのさ……小日向、この間の話なんだが…………い、いや、やっぱいい!お前の返事……聞きたくない!!聞くの、怖すぎるだろ。「ごめんなさい」なんて言われたら普通の顔でいられるかわからない。それなら、いっそあの話は聞かなかったことにしてくれても……」
主人公「こっちを見て欲しい」
「お、おいっ……!俺を殺す気か?今お前の方なんか見てみろ、──心臓が……破裂する……!」
主人公(見てくれない氷渡に抱きつく)
「うわっ、お、おい、小日向、お前………………なぁ、これがお前の返事だって……うぬぼれちまっていいのか……?……ハハ……なんだこれ……俺、幸せすぎて死ぬんじゃねえのか?……なぁ、小日向、本当にいいんだよな……?」
↪︎主人公が頷いてそのまま抱きしめてハッピーエンド!完!
エピローグ(大会後)
- 楽しそうに向き合って話してる二人のスチルと少し穏やかになった氷渡の語り。めっちゃデレデレ。要約すると「お前が好きだ、毎日どんどん好きになっていく、……俺は世界で一番幸福な男だ」
幸せになってよかった感がすごい(個人的感想)
この√、序盤~第二回大会まで時間をかけて仲良くなり、少しシリアスな展開もあったりして、第三回~ラストは女神関連のラブコメ要素が強くなりつつも、氷渡貴史という男の現状や将来に切り込んでいく流れがあまりにお見事なんですよね……。コメディとシリアスのメリハリがすごいしっかりしてる感じで……。
氷渡くんは音楽の才能があるわけではないので、努力をしてもプロの世界に進んだりするわけじゃないと描くのが辛い。でも、そんな進路絶望の状況の中でも、主人公と交流する中で何か将来への希望を掴めていたら嬉しい。
あと個人的に氷渡くんの好きなところ
- このゲームはキャラクターを電話or直接誘って二人練習ができるのですが、そのときの恋愛進行度によってセリフが変化する。第三(恋心自覚後)と第四(告白後)の違いが死ぬほど好きなんですよね
↪︎第三状態で電話
「突然、電話かけてくるなよ……心臓に悪い。練習は別に……構わねぇから」
第三状態で直接
「ふたりきりで練習……?いい……けどさ。噂にでもなったら困るんじゃねぇの?」
↓
第四状態で電話
「かかってくるかもしれないって思ってた。俺はどこへ行けばいい?すぐに行く」(穏やかな微笑み)
第四状態で直接
「ちょうどお前と一緒に弾きたい気がしてた」(穏やかな微笑み)
- 恋をして優しくなってるーーーーーー!!!!!いや女神勘違い期のすぐテンパってトリップしてあわわってなって照れて逃走の流れも好きだったんですけど、ときめきの正体がわかって気持ちも伝えられたことでこんなに穏やかになるものなのか……好き……絶対優しい彼氏になるじゃん……
- 主人公を女神だと勘違いし始めた頃、一人で「くそっ、どうなってるんだよ……同級生が女神に見える症状なんて、どこを調べても載ってねえし……」と言いながら一人で歩いてるところ 🔎同級生 女神に見える
- 『冥加の威を借り』というイベントで
主人公「このプリント配っておいてほしい」
氷渡「なんで俺がそんな雑用をしなきゃらならねえんだ? 冥加部長に頼まれたわけでもなし……」
主人公「(閃いた)冥加部長に頼まれたんだよ」
氷渡「なに!? お前、それを早く言え! 貸せ、さっさと配るぞ! あの方のご命令であるならば俺はなんでもする、全力でまっとうする! 火の中、水の中、槍の降る中であろうと俺は行く! あの方の信頼に応えることこそが俺の使命なのだから……!」
主人公「(冥加に頼まれたことならなんでもやるのかな)冥加部長が、小日向の頭を撫でろって言ってたよ」
氷渡「頭を撫でる? お前の……? わ、わかった、存分に撫でてやる。嫌だって言っても、冥加部長が止めろとおっしゃるまでまで止めないからな。覚悟しておけよ」(照れ)
冥加「小日向、氷渡? 何をしている?」
氷渡「冥加部長……! はっ、冥加部長のご命令を忠実に実行しようとしておりました! ただ今より部員のヤツらに資料を配り、その後……こいつの頭を撫でる予定です!」
冥加「…………ほう? 俺がそんな命令を出した、と?」
主人公(……なんだかここにいてはいけない気がする。おとなしく立ち去──)
冥加「……待て小日向。詳しい話を聞かせてもらおうか?」
↪︎こいつの頭を撫でる予定です!のところ、すごいキリッとした感じで言ってるのが面白くて好きだし、冥加の命令だって言ったら一応なんでも聞こうとする忠臣具合もいい……あと少し疑いつつも全然嫌がってないところを見ると、主人公の頭を撫でるのは満更じゃないと思うんですけど(名推理)
- 氷渡くんはピアノのペダルを踏む記号が羊に見える。ペダルを放す記号は「ボール。羊がボールで遊んでるみたいな……(小声)」「お前……ガキくさいと思ってるな……?」「しょうがねえだろ、ピアノ始めたの幼稚園の頃で小学校でやめてんだから!」
↪︎調べてみたらほんとに羊みたいで笑った 中学はチェロ教室行ったり幼稚園でピアノやってたり、音楽に親しむ家庭だったんだなあ……
- 主人公とカフェに行った時、ケーキを夢中で食べる主人公にそんなにうまいのか、と聞いてくる。主人公があーんとケーキを差し出すと、
「食べるのかって……いらねぇよ。だいたいそんな──差し出されたもの「あーん」なんて食べられるわけねぇだろうが」(照れ)
「いいから全部、お前が食べろ。美味そうに食ってる顔見れればそれでいいんだから。……なんだよ、ニヤニヤしやがって。チッ……本音言って損したぜ」(照れ)
↪︎なんかもうこのセリフの時点で付き合ったらデレデレになることは予想できていたのかもしれない。可愛い。ちなみに他のカフェイベントでプリンが大好きなことも明らかになります。プリンアラモード食べる氷渡くんあまりに可愛い差し入れは毎回プリンにしたい
- 昼休みに二人で気分転換に水族館へ行った時
「なんだ、今日はやけにカップルの客が多いな。まあ、水族館なんてデートスポットの定番だから仕方ねぇんだろうが……なんだよ、小日向。何か言いたいことがあるならはっきり言いやがれ。……は?俺たちのも立派なデートだと!?ば、バカなこと言ってんじゃねぇ!俺たちのは単なる気分転換だろうが」
「……なんでそこで淋しそうな顔するんだよ。俺は正しいことを言っただけだってのに…………ま、まぁ、ふたりで出かけるのをデートっていうんだったら俺たちのこれもまぁ……」
「デートの端くれくらいには含まれるんじゃねぇの?///(小声)」
↪︎初めてこのイベントを見た時「端くれか~~~~~~~~~~!!!!!」と叫びそうになった思い出があります。それまではなんとも思ってなかったのに、デートだって自覚してからいきなりどぎまぎして意識し始めればいいと思いました(作文)
- 主人公がお弁当に誘った時、食べ終わったあとに氷渡くんのカバンから別の弁当箱が見つかるイベントがある。どうやら母さ……おふくろの作った弁当らしい。お弁当あるなら誘い断ってくれてもよかったのに、と言う主人公に「そうしたらお前が弁当余らしちまうだろ。いいんだよ弁当の2つや3つ朝飯前だぜ」という気遣い。優しすぎない?
- 冥加がヴァイオリンソロコンクールで優勝した際にお祝いにみんなで花火をやるのですが、解散したあとに「花火がやり足りない」という主人公のためにすごい量の花火を買ってくるところ。なんというか好きな人の喜ぶ顔を見るために頑張りすぎちゃうところがあるんですよね。可愛い~~~~
- 前述したスペシャル(本編後付き合ってる2人の小話)がびっくりするくらいデレデレ。世界が終わる前日の恋人たちにスポットをあてた映画を見に行く話なのだが、
「この映画、設定がベタだよな。評判はいいらしいが……実際のところ、どうなんだろうな。小日向、お前、こういうベタな設定の映画好きなのか?」
主人公「かなりときめく!」
「そ、そうか。こういうジャンルの映画がそんなに好きなんて知らなかったぜ。覚えとく。今度、また映画に誘う時の参考にな」
とか、映画見終わったあとに「明日世界が終わるならお前はどうする?」みたいな話して、
「──ん?俺はどうするのかって?……そんなの、決まってるだろ。思いっきり泣いて、チェロを弾いて……それから、お前と一緒にいる。特別なことは何もなくていい、ただ、最後の瞬間までお前といられたら……世界が終わる時、手を離さずにいられたら、それでいい」
「な、なにマジに語ってるんだろうな、俺も。単なるフィクションだってのにな」(照れ)
主人公「世界が終わる瞬間に氷渡と一緒なんて素敵だね」
「お、おい……マジに返すなよ。……嬉しくないわけじゃねぇが……その……小っ恥ずかしいだろ。あくまで、もしも、の話だが、さっきのは、嘘偽りなんて欠片もない。全部……俺の本当の気持ちだ」(照れ)
「俺は、最後の瞬間までお前といることを選ぶ。大好きな人と離れるなんて、きっと俺にはできないから」(穏やかな微笑み)
↪︎やっぱりデレ期じゃないかーーーーーー!!!!!ってか照れずに恋人っぽいこと言ってる!!!!!すごい!!!!!でも時々あの頃みたいに照れるのがあざと可愛い!!!あとここでも結局苗字呼びなのが可愛いよーーーーいいよーーーー付き合って半年くらいしてようやくかなでって呼べるようになるといいよーーーーーー
- メイクしてるから目付き悪いやつに見えるけど本当はとてもイケメン。メイクしてないスチルが二枚あるがどっちもとてもイケメンで……はい……冥加のコンサートを初めて見た時のキラキラ中学生氷渡くんは爽やかイケメンだし、横浜天音でプールに入ってアイメイクが落ちてた氷渡くんはただのびっくりイケメンだった
- 公式からキャラソンが出ている。私はそこのところ詳しくないのですが、コルダのリアイベ、星奏学院祭5で発表されたものなんですかね?ちなみにタイトルは『KEEP or LOSE』。勝つか負けるか、勝者か敗者か、じゃなくて現状維持か負けるか、なのがすごい氷渡くんらしくていい。それと歌詞がびっくりするくらい氷渡くんなんですよ……この歌を聞けば4分で氷渡くんの人となりと主人公を女神と思う気持ちがわかるというか……第三回大会までのダイジェストソングみたいな……しかもイントロがゲーム内で流れる氷渡くんテーマのアレンジでこれもいいんですよ……iTunesで250円なんですけど(ダイレクトマーケティング)
- あと天音学園のエンディングは一貫して天音学園+響也の5人で歌う『LILA LAVANDULA LILA』って歌なんですが、歌詞を見てるとあーこれ冥加の歌なんだなーって感じなのにどんどんあれこれ氷渡くんの歌でもあるよね?と思えるようになってくる不思議な歌です。というか天音学園全員のルートでこの歌の要素があると言っても過言じゃないかもしれないすごい歌。女神って単語が何回も出てくるし確実に氷渡くんの歌ですね間違いない。5人で歌ってるバージョンもソロ(!!)もあるのでよかったら聞いてみていただきたく……とりあえずソロバージョンの視聴だけでも……!(2度目のダイレクトマーケティング)
- 今更ですが氷渡くん声もすっごいいいんですよ、三浦祥朗さんという方が演じていらっしゃるんですけど、もうすごくぴったりで!モブ女ーなツンツン期、女神ーなツンデレ期、恋心自覚後のデレデレ期の演じ分けがすごい……いい……歌も超氷渡くんって感じで素敵です
ものすごく長くなってしまいましたがこの辺で終わりにしたいと思います。
とりあえず私の結論としては、
音楽教師になった氷渡くんとプロヴァイオリニストになった主人公の結婚に早く呼んで欲しい!
って感じです!ありがとうございました!
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ちなみに私がフルボイス版を未だにやってないのは、氷渡くんの追加イベントが『誘拐事件を起こしたあとの氷渡と主人公が出会う話』だからです。えっ辛い……辛くない……?私は実は3無印をやって冥加好きになる→調べてたら天音学園に入れるスピンオフがあってしかもあの誘拐事件の氷渡が攻略対象になっているらしい→めっちゃ気になるという流れで、3無印→AS天音の順番でやってしまったために、氷渡くんの凶行はすぐ近くで止めてあげたいという気持ちになってしまったのです。だって氷渡くんは本当は優しい子ですから、あの時は恨みと勢いでついあんな事件を起こしてしまったけれども、本当はものすごく後悔している(と書いてあるネタバレを見てしまった)じゃないですか。そして氷渡くんは多分あの事件を起こした自分のことをいつまで経っても許せないだろうし、もしその後主人公と仲良くなったとしても、笑いかけられたりしたら「俺はそんな風にしてもらえる人間じゃないんだ」とな思っちゃいそうじゃないですか。きついなーーーーーー!!!!!スピンオフで推しを幸福にしたあと本編で複雑な気持ちにさせるのきついなーーーーーー!!!!!という理由でまだやれていないんです。でもいずれやりたい……事件を起こしてしまったし後悔でいっぱいだ
けどそれでも前を向こうとする氷渡くんも応援して生きていきたい。ちなみに同じような理由でアニメも見れていません。でもアニメの氷渡くんめっちゃイケメンじゃないですか???作画がいい。
あとVitaがないので4は買ってないんですが、七海√?に氷渡くんが出ると聞いて嬉しく思っております。主人公になんの魅力も感じないみたいなセリフがあった気がする。元気でいてくれればそれでいい……本当に……。